マセラティ、 クアトロポルテ と新型 ギブリ は新工場で生産

自動車 ニューモデル 新型車
アッヴ・ジョヴァンニ・アニェッリ工場
アッヴ・ジョヴァンニ・アニェッリ工場 全 6 枚 拡大写真

マセラティジャパンは新型『クアトロポルテ』を発表。同時に2015年までにマセラティ社として5万台、マセラティジャパンとして5倍の販売台数(2012年は311台)を目標とするとした。

【画像全6枚】

マセラティ社はヘッドクオーターをモデナに持っているが、生産体制としては、5万台を目標とした時のキャパシティは不足だ。そこで、その生産規模を確保するために、マセラティ社は新工場を建設した。

アッヴ・ジョヴァンニ・アニェッリというフィアット創業家の名を引用されたこの設備は、トリノ近郊のグルリアスコに立地する。マセラティジャパン代表取締役ファブリッツィオ カッツォーリ氏によると、「総敷地面積は10万3千平米。新しいクアトロポルテを製造するとともに、『ギブリ』も製造します。生産台数としては2シフトで日産135台。3シフトで約200台の製造キャパシティを持っています」とし、モデナのヴィアーレ・チーロ・メノッティにある工場とともに、このチャレンジングな目標が達成できることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る