どうしてカンボジアの正月は4月にあるのか?

エマージング・マーケット 東南アジア

カンボジアの正月といえば4月。しかも、毎年新年の日時は変わり、何時何分まで細かく発表される。これはどこから来ているのだろうか?

カンボジアでは、「春分」からお正月が始まっている。つまり、天文学的に太陽が春分点を通過した瞬間に年が明けるのだそう。だから、毎年その時間は変更するし、正確に何時何分まで発表されるというわけ。

春分点とは、天文学的には太陽の通り道である黄道と天の赤道が交わる点。いわば天文学上での1年の始まりと言える位置なのだ。

ここでひとつ疑問が。同じ「春分点」をもとにしているはずなのに、日本の「春分の日」は3月。どうしてカンボジアの正月と時期の差があるのだろうか?

これは、ギリシャ時代までさかのぼることになる。当時は春分点がおひつじ座の中にあった。春分点=太陽がおひつじ座に入るとき=新年という概念だった。

それが地球の自転軸がコマのように首を振る歳差運動によって、現在では春分点はうお座の位置に移動してしまった。日本の春分の日は、現在の春分点の位置をもとに日付を決めているので、3月にある。

一方カンボジアでは、ギリシャ時代のまま、「おひつじ座」を1年の出発点としている。春分点=太陽がおひつじ座に入るとき、なのだ。だから、カンボジアのお正月は4月だと言われている。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱 デリカD:5 販売好調の裏で、次期型『D:6』の開発着々…最終デザインをプレビュー
  2. 「これはBEVはもういらないかも」新型トヨタ『RAV4 PHEV』発売にSNS大注目!「スペックは別次元」「意外と安い」など反響
  3. ヤマハが“SUV風”新型eバイク発売!「大人な感じ」「めちゃくちゃ欲しい…」とSNSで話題に
  4. フェラーリ初のEV『ルーチェ』はスーサイドドア採用!? デザイナー本人も抱える「不安」とは
  5. トヨタ『ヤリス』に6速MTを新設定、新色は「マスタード」…3月2日発売
  6. 『WR125R』はオフロードへの入門バイクか、それとも「断崖絶壁」か? ヤマハに伝えたい「切なる願い」
  7. 「市場に敵はいない」メルセデスAMG初のSUV、2026年夏デビューへ
  8. BYD初の軽自動車『ラッコ』、専用サイト公開…航続300km超で今夏発売へ
  9. 「衝撃を受けた」「安すぎるw」約96万円、日産の新型ミニバン『グラバイト』にSNSで反響! 日本でも販売を望む声
  10. 「こんなマイナーチェンジあり?」BYDの小型SUV『ATTO 3 EVO』の進化にSNS驚愕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る