スタンレー電気は、メキシコ・グアナファト州に、主に自動車用ランプ、電子デバイス製品の販売を行う新会社「Stanley Electric Mexico S.A.de C.V.」を、4月に設立した。
近年、米州への地理的優位性、低コストの労働力、世界各国とのFTAを発効しているなどの利点から、主要日系カーメーカーにおける地域戦略として、メキシコ生産の拡充が進んでいる。
同社では、今後の得意先の現地生産に対し、迅速かつきめ細かな対応を可能とするため、メキシコに新たに販売拠点を設立することを決定した。
新会社の資本金は1000万メキシコペソ(約8080万円)。出資比率はスタンレー電気が90%、同社米国持株会社が10%となる。