マレーシアの経済成長予想、世銀が5.1%に上方修正

エマージング・マーケット 東南アジア

世界銀行は15日発表した東アジア・太平洋地域に関する経済観測で、マレーシアの今年の国内総生産(GDP)増加予想を5.1%へ上方修正した。

昨年第4四半期の実績が良好だったためだ。昨年下半期は多数の投資が発表されており、短期的にGDPの増加に貢献するという。

世銀の昨年の成長予想を上回ったのはマレーシアのほか、フィリピンとタイ。域内諸国は外需不振に対処するため内需振興策をとっており、マレーシアでは公務員賃金の引き上げと高所得層から低所得層へ富を移転させる所得の再分配で個人消費が増加したという。

域内の中所得国では投資も増加しており、インドネシアでは外国直接投資が、タイでは洪水後の再建プロジェクトがけん引。マレーシアではインフラ投資に加え、ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)による投資が民間投資の触媒になった。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  7. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  8. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る