SAPジャパンとオデッセイは、自動車用変速機の専門メーカーであるジヤトコがSAPのタレントマネジメントシステム「SAP Talent Visualization by Nakisa」を導入し、2012年12月に本格稼働したことを発表した。
ジヤトコは、メキシコ、中国の海外生産拠点に加えて、今年からはタイ工場が新たに稼動し、さらに来年にはメキシコの第二工場が稼働開始するなど、事業が急激に拡大しており、海外法人における従業員数が増加している。このため、事業のグローバル化に対応できるリーダーの選定と育成、そうした人材の有効活用を行う必要性が高まっていた。
今回、ジヤトコはSAP Talent Visualization by Nakisaの導入によって、事業の変化に伴う組織情報と人財情報をグローバルに一元的に管理し、戦略的かつ効率的な後任者管理が可能になった。
また、グローバル組織に適応する人財の検索、抽出された候補者のスキル・評価・職務経験など詳細情報の参照、そして後任候補者の継続的な管理といった、グローバルに在籍する人財の中から適切な後任者の選抜と効果的な育成を実現することも可能となった。
