マレーシアの経済成長、今年は5.1%の見通し ASEAN平均は6%=IMF

エマージング・マーケット 東南アジア

国際通貨基金(IMF)は16日までに公表した世界経済見通しで、マレーシアを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国の経済は内需を背景に堅調を維持し、今年は平均6%の成長が期待できるとした。

マレーシアについて、経済改革プログラム(ETP)で実施される多数の事業が投資を促進すると指摘。今年は5.1%、来年は5.2%の経済成長が見込めるとした。物価上昇率については今年は2.2%、来年は2.4%を予想している。

マレーシア以外の4カ国は、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム。最も高い成長率が予想されるのはベトナム。しかし世界経済の不振で外需が減少すれば、開放政策をとるアジア諸国は影響を受けるという。

アジア全体の今年の経済成長率予想は5.75%。IMFは、中国および日本における需要増が直接、間接にアジアの複数の国を潤すとの見方を示した。一方で、円安のため一部の輸出業者は日本企業との競争が激しくなる見通しだという。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  7. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  8. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  9. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  10. スズキの新型Vツイン・アドベンチャー『SV-7GX』の新動画が公開! スペック&エンジン音をチェック
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る