シボレー キャプティバ、改良の方向性は「よりSUVライクに」

自動車 ニューモデル 新型車
シボレー・キャプティバ
シボレー・キャプティバ 全 18 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ・ジャパンは19日、ミッドサイズSUVの『キャプティバ』の小改良モデルを発表。5月11日より発売を開始するとした。

【画像全18枚】

今回の小改良は、主に商品の価値向上にあると話すのは、同社セールス・マーケティングディレクターのグレッグ・セデウィッツ氏。特にそのポイントはフロント周りが中心で、グリルやフォグランプ、アンダーガードのデザインが変更された。その目的は、「よりSUVを感じてもらえるようにしたのです」と話す。

その他、テールランプはデザイン変更と共にLED化。インテリアでは左右独立温度調整が可能なデュアルゾーンオートエアコンを採用したほか、シート地のデザインが変更された。また、タイヤプレッシャーモニターがインパネ内に組み込まれ、テールゲートのバックウインドウのみの開閉が、リモートキーレスエントリーで可能となった。

シボレーブランドの中で、最も売れているというキャプティバのユーザー層は、「これまで『トレイルブレイザー』に乗っていたユーザーがキャプティバへの乗り換えが多くありました」とセデウィッツ氏。そのほか、若いファミリー層の人達が特に多い傾向にあるという。「若いSUV系に憧れている人たちが、400万円以下価格にも関わらず、車格感があり、7シーターでスペースも広いということで、ヤングファミリーが他のブランドからも来てくれています」し、そういったユーザー像から今回の商品改良がおこなわれたのだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る