黒部峡谷鉄道、4月20日に台湾の「阿里山森林鉄路」と姉妹提携

鉄道 企業動向
黒部峡谷鉄道
黒部峡谷鉄道 全 2 枚 拡大写真

黒部峡谷鉄道は、同社といくつもの共通点がある、台湾阿里山森林鉄路と、4月20日に姉妹提携を結んだ。

阿里山森林鉄路は、当初「阿里山の森林資源」を目的として開発され、1912年に嘉義から阿里山までの85km全線が開通した。

使用車両は曲線半径が小さく、急な勾配を登るために設計された蒸気機関車、ディーゼル機関車で、標高差約2400mもの険しい山岳地帯の熱帯・暖帯・温帯と、変化に富んだ景観を楽しめる、台湾でも有名な観光列車となり、日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」が楽しめる観光名所にもなっている。

阿里山森林鉄路が、建設当初の目的の違いはあるものの、ほぼ100年の経歴を持つ山岳鉄道であること、資材の運搬と同時に観光列車であるということ、軌道幅が同じ762mmなど、数々の共通点を持つことから、今回姉妹提携を結ぶことになり、この提携により富山県と台湾のさらなる交流の活性化が期待できる。

《平泉翔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る