最低賃金を80ドルに引き上げ、カンボジア

エマージング・マーケット 東南アジア
カンボジアのフン・セン首相
カンボジアのフン・セン首相 全 3 枚 拡大写真

政府と民間セクターの第8 分科会は3月21日、フン・セン首相の最終承認を受けて、縫製工場・靴工場の労働者の最低賃金を、各種手当を入れて80ドルに引き上げることを決定した。

これによると、最低賃金は61ドルから73ドルに引き上げ、健康手当5ドルを加えて78ドルとし、フン・セン首相がさらに2ドルを加えるよう決定し、合計80ドルとなる。

協議に参加した労働組合もほぼ合意をしているが、いくつかの労働組合は最大で120ドルまでの引き上げを求めている。

いずれにしても、今回の決定でこの最低賃金は、現在の労働法にのっとった手続きを経て今年5月末(または6月初め)に支給される給与から適用される。また、同様の最低賃金引き上げに関しては、今後も1年に一度(または必要と認められるときに)協議を行うことも合意された。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  6. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  7. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  8. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  9. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  10. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る