【ダンロップ VEURO VE303】プレミアム走行はどうあるべきか

自動車 ビジネス 企業動向
住友ゴム VEURO VE303 試乗会のようす
住友ゴム VEURO VE303 試乗会のようす 全 20 枚 拡大写真

高級ラグジュアリーカーにふさわしいタイヤはどうあるべきか、プレミアムな走りとはどうあるべきかを追求して生み出されたのがダンロップのプレミアムコンフォートタイヤ「VEURO(ビューロ)VE303」だ。

【画像全20枚】

ビューロシリーズとしては3代目となる。初代のビューロはトレッドパターンによってロードノイズの低減を図った。2代目は吸音スポンジを採用など、ノイズの低減を図りながら、ケース剛性にも配慮してバランスのいいタイヤを目指した。

3代目となるVE303は徹底した静粛性の追求と、操縦性の両立を図っている。

トレッドデザインは、最近のトレンドである3+1本の左右非対称に配置された縦溝を基調にしたリブデザインとし、横溝の幅を極端に細くしているのが特徴だ。

タイヤのインサイド・セカンドブロックにはヘルムホルツタイプの消音器効果を狙ったとみえるグルーブデザインも施されている。

横幅の極細溝はタイヤのパターンノイズが横方向に抜けにくいように意図したもので、最近の静粛性重視のタイヤのトレンドでもある。また、横溝を細くし、ブロックを小さく刻むことでエッジの路面打音を抑えながら、しなやかなタイヤの転同感を作り出す効果がある。8角形よりも16角形、16角形よりも32角形のほうが転がりやすいという理屈だ。

構造面では、ダンロップの代表的な静音技術である吸音スポンジが採用されている。また快適性と操縦性の両立を図るため、ストリップエイペックスという剛性補強材をサイドウオール(タイヤ側面)に配置。トレッド部には、タイヤのタガに相当するベルト部にアラミドとナイロンをヨリ合わせて作られたハイブリッドバンドを採用する。

タイヤの操縦性に大きく役立つ剛性部材であると同時に、タイヤからの振動をボディに伝えにくくする、という役割も担っており静粛性、快適性に役立つ効果もある。

もう一つ、ビューロVE303の大きな特徴として挙げられるのが、低燃費タイヤ(エコタイヤ)としての性能だ。

低発熱密着ゴムをコンパウンドに採用することで、ウエットグリップ性能に優れた性能を発揮しながら転がり抵抗を低減する。タイヤラベリング制度の分類では転がり抵抗A、ウエットグリップbを獲得している。

転がり抵抗A以上、ウエットグリップ性能d以上を満たすタイヤを低燃費タイヤ(エコタイヤ)と呼んでいいことになっているので、ビューロは、堂々たるエコタイヤでもある。

《斎藤聡》

斎藤聡

特に自動車の運転に関する技術、操縦性に関する分析を得意とする。平たくいうと、クルマを運転することの面白さ、楽しさを多くの人に伝え、共有したいと考えている。そうした視点に立った試乗インプレッション等を雑誌及びWEB媒体に寄稿。クルマと路面との接点であるタイヤにも興味をもっており、タイヤに関する試乗レポートも得意。また、安全運転の啓蒙や普及の重要性を痛感し、各種セーフティドライビングスクールのインストラクターも行っている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これが日産『スカイライン』次期型だ! V6ツインターボをハイブリッド化で、最大420馬力
  2. 体感温度を約16度下げて熱中症対策、ペルチェ冷却×送風ファン搭載「氷脈ファン」発売
  3. これがレクサス『UX』次期型の顔だ! ハイブリッド継続で2026年内に登場か
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり復活、2026年秋初公開へ「シリーズ展開」も
  5. 新型トヨタ『ハイラックス』用GRパーツ登場! スタイルと機能性を両立した6アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ボルボ・トラック、新パワートレイン発表…EVは航続700km実現
  4. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
  5. アウディA5シリーズにPHEVモデル追加、EV走行最長110kmを実現…1151万円から
ランキングをもっと見る