軽便鉄道シャアラム線、来年にも入札実施か…総工費50~60億リンギ マレーシア

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マレーシア政府は、セランゴール州クラナジャヤークラン港間で軽便鉄道(LRT)の建設を計画しており、公共輸送インフラを所有する国営シャリカ・プラサラナ・ネガラは来年にも入札を行う模様だ。総工費は50~60億リンギと見られている。

第3号線となるシャアラム線は、クラナジャヤからシャアラム・スタジアム、クランを通り、クラン港までを結ぶ。クラン港ではマレー鉄道(KTMB)の駅に直結されると見られている。

公共陸運委員会(SPAD)のアズミ・アブドル・アジズ最高開発責任者はシャアラム線について、全長は20~30キロメートルになることを明らかにした。シャアラムではタウンシップ開発が進められており、人口過密となっており新たなLRTが必要だとコメントした。工事の入札については、アンパン線とクラナジャヤ線の延伸工事を受注した企業も入札が可能だと述べた。しかし、総工費については明言を避けた。

アンパン線とクラナジャヤ線の延伸工事が現在進められている。総工費は70億リンギ。

広瀬やよい

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