EEZに中国艦船4隻が侵入、マレーシア海軍が退去要求

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア海軍のアブドル・アジズ総司令官は、3月26日にマレーシアが領有権を主張している南シナ海スプラトリー諸島(中国名・南沙諸島)南方の排他的経済水域(EEZ)に中国の艦船4隻が侵入したと発表した。

マレーシア海軍の哨戒艦「ペラ号」が現場に急行し、退去を命じたという。現場はベティン・セルパイ(中国名・曽母暗沙)から約80キロメートルの排他的経済水域。

4月27日の海軍記念日のインタビューの中でアブドル・アジズ司令官は、中国海軍の行為が中国と東南アジア諸国の関係に打撃を与えるものだと非難。マレーシア海軍は空軍や海事執行局庁と協力して我が国の権益を守っていくと宣言した。ベティン・セルパイについては、中国と台湾も領有権を主張している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  6. 日産エクストレイル”ROCK CREEK“の魅力を人気インフルエンサー・あずあずが語る!PR
  7. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  8. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  9. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  10. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る