JR東海が発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比14.4%増の4261億円と増益となった。
売上高は同5.1%増の1兆5853億円と増収だった。全体の輸送実績(輸送人キロ)は、東日本大震災の影響を受けた前期の反動増に加え、観光を始めとする利用が順調に推移した。
東海道新幹線の輸送人キロは同5.9%増の469億3000万人キロ、在来線は同1.0%増の90億3800人キロとなった。
経常利益は同24.4%増の3281億円となった。当期純利益は同50.6%増の2000億円と大幅増益となった。
今期の通期業績見通しは、売上高が同0.8%増の1兆5980億円と微増の見通し。営業利益は同0.2%増の4270億円、経常利益が同5.8%増の3470億円、当期純利益が同11.0%増の2220億円となった。