マレーシア業況見通しはやや改善、会計士会調査

エマージング・マーケット 東南アジア

企業の業況見通しは3か月前と比べやや改善したが、マレーシア産業界全体は活力をやや失いつつあるとの調査結果が公表された。

調査を実施したのは英国勅許公認会計士会(ACCA)と米国管理会計士協会(IMA)で、世界各国の企業の財務責任者2000人に自社の業況見通しを聞いた。

マレーシア企業では、昨年第4四半期の前回調査時と比べ業況見通しの自信が低下したとの回答は55%。業況見通しを前回より確信している、との回答は13%で、前回をわずかながら上回った。

世界全体では、業況見通しを確信しているとの回答は24%(前回調査では19%)。見通しに対する確信が低下した、との回答は37%(同43%)だった。

マレーシアに対する総合評価は、事業機会が回復傾向になく、投資機会が不足しており、活力をいくらか失いつつある、というものだった。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  6. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  7. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  8. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  9. バイクの二輪駆動ついに実用化か!? 『レブル』よりも低いホンダ『アウトライヤー』の可能性に痺れる…ジャパンモビリティショー2025
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る