テレコム・マレーシア(TM)は、アジアの大手通信会社5社とコンソーシアムを組み、海底ケーブルシステム「ベンガル湾ゲートウェイ(BBG)」を整備する方針を明らかにした。
BBGシステムはペナンを通り、マレーシアとシンガポール、中東(オマーン、アラブ首長国連邦)、インド(ムンバイ、チェンナイ)、スリランカを繋ぐ。
TMとボーダフォン・グループ、エティサラット(UAE)、ダイアログ・アクシアタ(スリランカ)、リライアンス・ジオ・インフォコム(インド)、オマンテル(オマーン)の共同事業。100ビット毎秒(Gbps)技術を採用する。海底ケーブルの全長は8000キロメートル。
TMは現在、10以上の海底ケーブルシステムを所有またはリースしている。光海底ケーブルシステム「アジア・アメリカ・ゲートウェイ・ケーブル・ネットワーク(AAG)」や東南アジア-中東-西欧ケーブルシステムなど。今後も日本と米国を繋ぐケーブルシステムや中国と米国、西アフリカなどを繋ぐケーブルにも投資を行っている。