4月30日午前1時ごろ、熊本県宇土市内の国道57号で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車と、対向車線を直進してきたバイクが衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた29歳の男性が死亡している。
熊本県警・宇城署によると、現場は宇土市城塚町付近で片側1車線の直線区間。信号機は設置されていない。軽乗用車は交差点を右折して市道へ向かっていたが、対向車線を進行してきたバイクと衝突した。
衝突の弾みでバイクは転倒。運転していた熊本市南区内に在住する29歳の男性は路上へ投げ出された際に全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約9時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた宇土市内に在住する55歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
警察ではクルマ側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。