マレーシア与党勝利で成長重視政策を継続、ムーディーズ

エマージング・マーケット 東南アジア

与党連合・国民戦線(BN)の政権維持が決まった総選挙結果を受け、格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月7日、マレーシア・ソブリン債の格付けにはプラスで、経済成長重視の政策継続を保証するものとの見解を示した。

具体的には、民間投資の回復で成果のあった経済改革プログラム(ETP)に基づく開発計画の継続、さらには加速が見込めるという。

しかし今年度予算に盛り込んだ援助計画、また選挙公約を守る必要から、財政引き締めのペースは鈍る可能性があるという。

総選挙での得票率は野党連合が51%とBNを上回っており、ムーディーズは「物品・サービス税(GST)の導入は政治的に困難で、補助金制度の改革の方が妥当と考えられる」との認識を示した。

同社はマレーシア国債に対するトリプルAの格付けを維持した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  7. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  8. アウディ『Q3』新型、先進ライト技術と電動化で進化…PHEVのEV航続は119kmに
  9. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  10. 日産 リーフ 新型のバッテリーは52kWhと75kWh
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る