4月のヒュンダイ世界販売、9.7%増…海外が2桁増に回復

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・エラントラ
ヒュンダイ・エラントラ 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は5月2日、4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は40万7666台。前年同月比は9.7%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

海外では4月、34万9301台を販売。前年同月比は10.5%増と、2桁の伸び率に回復した。その内訳は、海外生産分が25.3%増の25万3942台と、引き続き好調。輸出分は9万5359台にとどまり、前年同月比は15.9%減と、3か月連続で前年実績を下回る。

海外では、米国での新車販売が回復。4月は過去最高の6万3315台を売り上げ、前年同月比は1.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果もあり、2万4445台を販売。前年同月比は45.2%増と、10か月連続で増加した。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比9.8%増の6940台と、8か月連続のプラス。一方、主力中型セダンの『ソナタ』は、21.7%減の1万6077台と、4か月連続の前年割れ。

また、地元韓国の新車販売は好調。4月の韓国新車販売は5万8365台で、前年同月比は5.2%増と、2か月連続で前年実績を上回った。SUVは142.9%増の1万1796台と、12か月連続のプラスを維持。これは、新型サンタフェ投入の効果が大きい。

一方、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比2.5%減の1万4760台と、3か月連続のマイナス。乗用車も10.4%減の3万1809台と、5か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る