エアバスは5月13日、第3回「フライ・ユア・アイデアズ」チャレンジの決勝進出を果たした世界中から集まった5つの学生のグループを選出したことを発表した。
選出されたグループは、オーストラリア、ブラジル、インド、イタリア、マレーシアからの各代表で、学生達は彼等のアイデアを6月12日にトゥールースにあるエアバスの本社で、エアバスや航空産業のエキスパートで構成される審査員の前で披露することとなる。
優勝したグループには3万ユーロ、そして2位の入賞者には1万5000ユーロの賞金が授与される。
優勝グループは、6月14日にパリにあるユネスコの本部で行われる独占的な祝典において発表される。ユネスコは世界中の生徒達が、未来の航空産業における継続的で革新的なアイデアを育てる世界的なコンペティションを後援して来た。
今年のこのチェレンジは82ヶ国からの6000人を超える学生達を喚起し、618のグループが提案を申告することとなった。
エアバスの上級副社長及び「フライ・ユア・アイデアズ」の後援者であるチャールズ・チャンピオン氏は、「参加者は革新的で質の高い生徒達の仕事に非常に感銘を受けた、経験を積んだエアバスのエンジニアによって評価された。世界各国からの才能ある生徒達は我々の産業の未来を代表するものであり、トゥールースで決勝戦に迎えることを楽しみにしている」と語った。
■ 決勝に進出したグループ
1. チームCLiMA(ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジー/オーストラリア)
2. チーム・リバー(サンパウロ大学/ブラジル)
3. チームAVAS(SRM大学/インド)
4. チーム・フライバード(ミラノ技術大学/イタリア)
5. チーム・エンバーカー(プトラ・マレーシア大学/マレーシア)