5月10日午前11時30分ごろ、福岡県八女市内の国道3号を走行していた大型トレーラーが道路左側の電柱に衝突。道を塞ぐ状態で立ち往生したところ、対向車線を走行していた乗用車が衝突した。この事故で双方の3人が重傷を負っている。
福岡県警・八女署によると、現場は八女市立花町下辺春付近で片側1車線のカーブ。大型トレーラーは濡れた路面でスリップして路外に逸脱。道路左側の電柱や倉庫に衝突し、自車線と対向車線を塞ぐような状態で立ち往生していたところ、対向車線を走行してきた乗用車が荷台部分に衝突した。
この事故で乗用車は中破し、乗っていた2人が骨折などの重傷。トレーラーの運転者も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
現場付近はカーブが連続しており、以前から大型車両が関係する事故が多発している。事故当時は雨が降っており、路面が滑りやすい状態となっていた。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。