【INDYCAR】インディ500プラクティス最終日、アンドレッティ・オートスポーツがトップ3を独占

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E.J.ヴィソ
E.J.ヴィソ 全 6 枚 拡大写真

インディカーは5月17日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われた7日目のプラクティスで、アンドレッティ・オートスポーツのNo.5の車を運転するE.J.ヴィソが229.537マイル/時(39.2093秒)の最速ラップを記録したことを公表した。

ヴィソの230マイル/時への挑戦は、残念ながら雨でセッションが途中で中止された為に実現することはなかった。

「我々の車は昨年のものから進化して、とても良い方向に向かっている。我々は車の色々な部分のテストをして、最初よりも強い車を持っていると思う。可能な限りのメカニカルグリップを見つけるようにして、それから車を整える時が来た時、ホームワークをしていれば良いポジションを確保できるはずだ」とヴィソは語った。

ヴィソのアンドレッティ・オートスポーツのチームメート、マルコ・アンドレッティ(228.754マイル/時)とルーキーのカルロス・ムニョス(228.520マイル/時)がそれぞれ2位・3位のタイムを叩きだした。

「もし丸一日プラクティスが続いていたら、我々は230マイル/時の壁を越えていただろう。我々はチームとして、我々のスピードを快適に感じていると思う。しかし明日は明らかに別の日で、それはとにかく良いバランスを持つことに尽きる」とアンドレッティは語った。

No.26の車をドライブするムニョスは、インディカー最初の年にも関わらず、ポールを競う1人となった。インディ500マイルレースでポールを獲得したルーキーは1983年のテオ・ファビにまでさかのぼる。

「予選に向けて、我々は強い車を持っていると思う。インディ500で初めての予選を走ることに興奮している。これはまさに夢が叶ったようだ。子供の頃からこのレースを走ってみたかった。2000年にパブロ・モントーヤが、インディアナポリス500で優勝したことを覚えている。このレースは僕にとって特別だ。明日は自分の持っている全てのものを引き出す」とルーキーのムニョスは語った。

なお、インディカー・シリーズのチャンピオンシップリーダーの佐藤琢磨は10位のタイムだった。

インディアナポリス500プラクティスの結果(総合)

1)E.J.ヴィソ
2)マルコ・アンドレッティ
3)カルロス・ムニョス
4)ウィル・パワー
5)J.R.ヒルデブランド
6)オリオール・セルビア
7)A.J.アルメンディンガー
8)タウンゼンド・ベル
9)ダリオ・フランキッティ
10)佐藤琢磨

以下43名のドライバー

《河村兵衛》

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