【メルセデスベンツ GLクラス 発売】AMGモデルはオールラウンドで味わえる怒濤のオンロード性能

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ GL 63 AMG
メルセデスベンツ GL 63 AMG 全 6 枚 拡大写真

フルモデルチェンジしたメルセデスベンツ『GLクラス』には初めてAMGモデルが設定された。

新型GLのモデルチェンジでは、ポルシェ『カイエン』や『レンジローバー』などが意識され、特にパフォーマンス面での向上が強調された。「GL550ではレンジローバースーパーチャージドと同じくらいの加速性能を誇り、GL63AMGでは圧倒的に凌駕しています」とは、メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部アシスタント・マネージャーの古川麻樹氏の弁。GLクラスに初めて設定されたAMGモデルであるGL63AMGは、周辺のセグメントのユーザーへ、圧倒的なパフォーマンスや存在感を示すために設定された。

GL63AMGは、ストレートの0-100km/hはもちろんのこと(4.9秒)、コーナリング性能やオンロードでのハンドリングなど、運転する喜びを与えてくれると古川氏。「怒涛のパフォーマンスが直線だけではなく、オールラウンドでも味わえるようぬかりなく開発しています」と話す。

特にオンロード性能をGL65AMGは強調しており、その一例として古川氏は、4MATICの設定を挙げる。「GL550は前後配分を50:50であるのに対し、GL63AMGは40:60で、リア寄りに駆動力をかけています。さらにGL550に装備されるオフロードモードは装備されずに、AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションを装備し、オンロードでさらにスポーティな走りが出来るようなモードに振っています」とした。

最後に、「競合車は、オフロード性能をかなりうたっていますが、GL63AMGは、想定される都市部での使用により特化し、オンロードでのパフォーマンスや、ハンドリングの気持ち良さを強調したモデルになっています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第二期「洗車場ブーム」到来?…純水・トンネル型・エンタメ性・AI認証決済など進化する洗車場
  2. 【VW ゴルフTDI 新型試乗】装備とスタイルで取るか、「足」で取るか…中村孝仁
  3. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  4. メルセデスベンツに“ベイビーベイビーGクラス”? EQB後継の『GLB EV』準備中!
  5. 愛犬と乗れる電動原付『PONY2』発売、折りたたんでクルマに搭載も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る