マレーシア、自動車価格の引き下げは段階的に実施

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与党連合・国民戦線(BN)が選挙公約の一つとして掲げていた自動車価格の引き下げについて、再任したばかりのムスタパ・モハメド通産相は段階的に行なうと述べ、改めて実施を確約した。

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BN政府は、物品税の引き下げにより自動車価格を段階的に20-30%引き下げる計画だ。

17日にメディア向け説明会を開催したムスタパ通産相は、自動車価格引き下げに向けた行動計画に関する研究に着手すると言明。世界経済が不安定ながらも国内貿易と投資の見通しについては今年に関する限り従来予想を維持するとした。その上で過去2か月に伸びが減速した貿易セクターに対する成長促進に注力すると述べ、より上質な投資を誘致するための競争力向上、雇用機会の拡大を目指していくとした。

マレーシア政府は、今年の貿易額について4-5%成長を目標としている。昨年は1.31兆リンギだった。投資誘致額については20%増を予想している。昨年は24.8%増の1395億リンギだった。

伊藤 祐介

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