軽“4強”時代へ、三菱・益子社長「(日産とあわせて)シェア20%目指す」

自動車 ビジネス 企業動向
日産と三菱のオフライン式のようす
日産と三菱のオフライン式のようす 全 3 枚 拡大写真

岡山県倉敷市にある三菱自動車の水島製作所で5月20日行われた三菱と日産自動車が共同開発した軽自動車のオフライン式のセレモニーでは、日産の志賀俊之COOと三菱の益子修社長が、それぞれのブランドの新車に乗って登場した。

セレモニーで志賀COOは「骨格が同じクルマが、『eKワゴン』は三菱らしく、『DAYZ』は日産らしい、それぞれのブランド・DNAに合ったクルマに仕上がった」とあいさつ。益子社長も「シナジー効果を最大限に発揮して、このマーケットで先行している他社とデザインや質感をみても、ようやく互角に戦える軽自動車が出来上がった」と述べた。

その意気込みは今後のシェア争いにも影響しそうだ、オフライン式後の記者会見で益子社長は「4強というと、単純に25%ずつということになる。そこまではすぐにいかないと思うが、志賀さんとも話をして20%くらいは目標にしたい」と、国内の軽自動車が“4強”の時代に突入することを示唆した。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. ダイハツが歩行領域モビリティ『e-SNEAKER』発売、年間500台目標
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る