日本船舶輸出組合が発表した4月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は35隻、前年同月比144.8%増の126万総トンだった。
船種別内訳は、貨物船が一般貨物船1隻、自動車運搬船1隻、バラ積船がハンディ型7隻、ハンディマックス型14隻、パナマックス型6隻、ケープサイズ型1隻、チップ船1隻となっている。油送船はアフラマックス型1隻、LPG船1隻、その他が海洋資源探査船が2隻となっている。
契約態様は、4月の受注分では、トン数ベースで円建契約が4.6%、円・外貨ミックスが10.5%、外貨建84.9%、現金払契約が100%、商社契約が33.1%。
納期別内訳は、2013年度ものが24.6%、2014年度ものが31.9%、2015年度ものが36.8%、2016年度ものが6.7%となっている。
一方、通関実績は、4月分が18隻、同52.0%減の86万総トンとなった。この結果、2013年度4月末の輸出船手持工事量は、562隻、2575 万総トンとなった。