【INDYCAR 第5戦】歓喜の涙を生んだバンプデーのドラマ

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キャサリン・レッグ
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インディカーは5月19日、この日インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたバンプデーの予選(前日の予選で25位以下となった10人のドライバーが9つのポジションを巡って争う)で、最後の33番手のポジションを巻き込んだドラマを紹介した。

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インディアナポリスに日が落ち始めてフロントストレッチに影がさし、レイホール・レターマン・レニガン・レーシングのNo.17の車をその影が包んだ時、レーシングカーの傍らでガールフレンドの肩に顔を埋めて悔し泣きをするミシェル・ジョルダン・Jrの姿があった。

そのすぐ横ではシュミット・ピーターソン・HPモータースポーツのNo.81の車に座り、5時間前に彼女が記録した223.176マイル/時の平均速度が予選通過に十分であることを祈り続けていたキャサリン・レッグが、ジョルダン・Jrのクルーが彼を慰める様子を見て頬を伝わる涙を拭っていた。

この驚くべきイベントは、この朝に初めての24ラップのプラクティスを行ったばかりのレッグに有利に働く結果となった。48時間前には彼女のホンダエンジンを搭載した車は、ガレージの中でまだフレームだけの状態だった。

「私は彼(ジョルダン・Jr)がスピードを見つけることを期待していました。なぜなら公平な戦いに勝った時、それはもっと良い気持ちになれるからです。私達は今日多くのドラマを生みましたが、誰かがレースに挑む機会を失うのを見るのは気持ちの良いことではありません。だから彼のことは気の毒に思います」とレッグは語った。

チームメートのグラハム・レイホールも賛同したジョルダン・Jrの言い分によれば、6時間のセッションで5ラップしかできなかった車は、ただドライブするのに快適ではなかったとのことである。この車のシャシーは4月の中旬にロングビーチでマイク・コンウェイがドライブしたものと同じものである。

クルーは解決策を見出そうと、スプリングやアンダートレー、リアウィングを午後の間交換した。

「それは今週の間ずっとハードだった。車に乗った瞬間、それはとても良く感じられた。しかし年に1度しかドライブするチャンスがなかったら、それはただハードなだけだ。我々は(チームの)3台の中で一番速かった、ジェームズ(ジェイクス)のセットアップをトライしてみた。そして最初のラップの第4ターンで、僕はほとんどスピンしそうだった。この車はドライブできないと思った。次にグラハム(レイホール)のセットアップを採用してみた。ステアリング・ホイールまで同じものに代えた。だが違いを出すことは不可能だった。204マイル/時まで行ったが、『僕はもうこれ以上速く走れない』とクルー達に言った」とジョルダン・Jrは語った。

そしてさらに彼は「僕達にただできることは、何か馬鹿げたことをして車をウォールに叩きつけ、レースに出場できなくするだけで、そんなことはやっても仕方がない。僕達は車の何かがおかしかったことは承知している。何かが曲がり、壊れ、緩んでいた。僕達に見えない何かが車の中で壊れていた。初日に僕はとても楽しんでいた。車は運転しやすく、ドライブするのが楽しかった。だが今日はただ不可能だった。」と付け加えた。

《河村兵衛》

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