JAXAの勝浦宇宙通信所、6月1日に一般公開
宇宙
エンタメ・イベント

勝浦宇宙通信所は、人工衛星からの電波を受信し、人工衛星の位置や姿勢、搭載電子機器の動作確認を行い、状況に応じて衛星にコマンドを送信する作業を行っている。直径13m、11m、10mの3台のパラボラアンテナを備えた施設だ。
今回の主なイベントは、第4送受信局の特別公開、はやぶさ2メッセージ募集(小惑星「1999JU3」へのターゲットマーカーへのものと、地球帰還の際の再突入カプセルへの2つがある)、宇宙服試着体験など。そのほか、J-I、H-II、H-IIA、H-IIBなどの国産ロケット、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」、海洋観測衛星「もも1号」の1/1モデルを初めとする各種スケールモデル、人工衛星の追跡管制のシミュレーション操作などを行える展示室なども用意されている。
見学料は無料で、10時から16時まで。臨時駐車場が用意され、20分間隔で運行されるシャトルバスで通信所まで往復できる形だ。
《デイビー日高》