与党連合で構成党の統合案浮上 各党から様々な反応

エマージング・マーケット 東南アジア

先の総選挙で獲得議席を減らした与党連合・国民戦線(BN)で、構成党による統合案が浮上している。

華人系構成党、人民運動党(ゲラカン)が提案したもので、BNの幹部からは前向きの意見や慎重な意見がでている。

総選挙で敗北したゲラカンではコー・ツークン党首が辞任し、チャン・トーヨウン副党首が昇格した。チャン氏は、多民族で構成する一つの党に統合することで、国民からの支持や若年層の票を集め、民族問題の解決につながると声明で発表した。

ムヒディン・ヤシン副首相は、13におよぶ構成党の統合について、構成各党が国民へのサポートを第一に考慮した上で、詳細の調査を実施すべきとの見解を表明。構成各党が合意があればトップ間で統合に向けた協議をおこなうとした。

マレーシア華人協会(MCA)のチュア・ソイレック党首は、良いアイディアだが決定する前に慎重に調査をすべきとの見解を示した。2年前にも同様の提案があったが、当時の反応は良くなかったことを明らかにした。

広瀬やよい

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