【全日本MX 第4戦】ランキング争いは大混戦、ホンダがトップ2を死守

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
成田亮選手(全日本MX第4戦)
成田亮選手(全日本MX第4戦) 全 10 枚 拡大写真

全日本モトクロス第4戦が5月26日、スポーツランドSUGO(宮城県)で開催。IA1(450/250)でホンダは、成田亮がヒート1で2位、小方誠がヒート2で3位表彰台を獲得した。

ヒート1、成田と小方は好スタートを決めるも、小方はその直後に転倒してほぼ最後尾に。成田は、熱田孝高(スズキ)と小島庸平(スズキ)に次ぐ3番手で、1周目をクリアした。レース序盤、小島が転倒により9番手まで後退。成田は、熱田や平田優(ヤマハ)と三つどもえのトップ争いを繰り広げた。

レース中盤、熱田と平田に競り勝った成田は、約2秒のリードを築いたが、小方は7番手まで順位を上げたあと、競り合いの中でコーナーのアウト側へはじき出されて転倒。11番手まで順位を落とした。

レース時間が残り10分を切ったころ、転倒により一度は後退した小島が2番手に浮上し、さらに成田へと接近。ラスト6周の段階で、小島は成田をパス。成田はペースを上げて逆転を試みたが、その差は詰まらず、成田は2位、小方は9位に終わった。

ヒート2は、平田、新井宏彰(カワサキ)、成田、小島、池谷優太(スズキ)、小方の順でオープニングラップをクリア。次周、成田は新井を抜いて2番手に順位を上げた。レース序盤、先行逃げきりを図る平田に対し、成田は小島や新井と僅差の2番手争いを展開。その後方には、池谷を抜いた小方が接近してきた。

中盤に入ると、成田のペースが一気に落ち、7番手まで徐々にポジションダウン。一方の小方は、新井と成田を抜いて3番手にポジションアップ。約4秒前を走る2番手の小島、さらにその10秒前にいるトップの平田を追う。

終盤、成田のペースは落ちたままで、ラスト3周には8番手へと後退したが、小方は3番手をキープ。レースは平田が優勝。小方は小島に次ぐ3位、成田は8位となった。

なおポイントランキングでは、トップ小方が159ポイント、成田と小島が156ポイント、平田が155ポイントと、4人が4ポイント差にひしめく混戦となったが、チームHRCが僅差ながらトップ2を守った。

■IA1 ヒート1
1位:小島庸平(スズキ)
2位:成田亮(ホンダ)
3位:熱田孝高(スズキ)
4位:平田優(ヤマハ)
5位:新井宏彰(カワサキ)
6位:北居良樹(KTM)

■IA1 ヒート2
1位:平田優(ヤマハ)
2位:小島庸平(スズキ)
3位:小方誠(ホンダ)
4位:新井宏彰(カワサキ)
5位:三原拓也(カワサキ)
6位:田中教世(ヤマハ)

■IA1 ポイントスタンディング
1位:小方誠(ホンダ)159P
2位:成田亮(ホンダ)156P
3位:小島庸平(スズキ)156P
4位:平田優(ヤマハ)155P
5位:熱田孝高(スズキ)136P
6位:田中教世(ヤマハ)123P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る