【新聞ウォッチ】他人事ではない!「歩き携帯」の小学5年生が四ツ谷駅で転落

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年5月28日付

●株終値469円安、荒い値動き続く(読売・1面)

●インド地下鉄に710億円、円借款、あす日印首脳会談(読売・1面)

●マツダ ビアンテ、燃費を20%向上(読売・8面)

●参院選7月21日投票、政権、国会延長しない方針(朝日・1面)

●日産、売電事業に参入検討(朝日・6面)

●小5ホームから転落、携帯に気を取られ(毎日・26面)

●三菱自、ミャンマーに中古車点検拠点(産経・10面)

●日産、中途採用2.3倍に、今期220人、技術系軸に拡大(日経・13面)

●EV無線給電実用化急ぐ、走行中、家と送受電、同時に複数車両(日経・16面)

ひとくちコメント

不幸中の幸いと言うにはいささか抵抗がある。昨夕、東京のJR四ツ谷駅で、携帯電話を操作していた都内の小学5年の男児が中央線快速上りホームから誤って線路脇に転落。直後に電車が進入したが、車両とホームの隙間に倒れていたため電車との接触はなく、駆け付けた消防隊員に救助され、男児は転落時に顔などを負傷したものの、命を落とすような大惨事には至らなかったという。

きょうの各紙が社会面で取り上げているが、警視庁四谷署によると中央線快速は上下線の計24本で最大43分遅れ、約2万3000人に影響が出たそうだ。

この男児に限らず、最近は学生や若いOLやサラリーマンまで、駅のホームや階段、さらに通路などでも「歩きスマホ」「歩き携帯」が増えて、ぶつかりそうになった人も少なくない。「歩きたばこ」同様に公衆の面前では危ないし、人迷惑である。国際的にも日本人はマナーの良さが評価されているが、これでは古代の神殿に落書きした国などを批判できない。

最近、電車内で気が付いたことをもう一つ。大型連休中に新幹線で名古屋方面に向かっていた車内のことである。ディズニー帰りと思える親子4人の家族連れと乗り合わせたが、2人の子供は東京駅から名古屋駅の間、途中、世界遺産登録で話題の富士山にも目もくれず、スマホのゲームに熱中していた。車内でどう過ごそうと勝手だが、車窓のすばらしい景色に関心を示さないのはもったいない。親が親なら子も子である。

《福田俊之》

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