東大のモビリティ・ITSやロボットの先端研究を見られる「生研公開2013」

自動車 ニューモデル モビリティ
毎年、いろいろなロボットを見られる。これは、2010年に見られた絵を描けるロボット。
毎年、いろいろなロボットを見られる。これは、2010年に見られた絵を描けるロボット。 全 6 枚 拡大写真

東京大学は5月31日(金)、6月1日(土)の2日間にわたり、生産技術研究所の一般公開イベント「生研公開2013(駒場リサーチキャンパス)」を開催する。

東大生研ではさまざまな研究が行われているが、その中にはモビリティ・ITS関連や、ロボットの研究開発も含まれており、それらの研究室を訪問することが可能だ。今回見学が可能なモビリティ・ITS関連研究室は10あり、ロボット関連は1が発表されている。実際のところは、テーマ名にそれらの単語を含めていないだけで、関連する研究はもっと存在するので、「それだけ」ということはない。

公開を行う研究室ごとに紹介すると膨大になってしまうので、主立った部門を紹介すると、機械・生体系、情報・エレクトロニクス系、物質・環境系、エネルギー工学連携研究センター、マイクロナノメカトロニクス国際研究センター、都市基盤安全工学国際研究センター、光電子融合研究センター、革新的シミュレーション研究センター、ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構などとなっている。

また講演会としては、31日の14時から先端科学技術研究センターの生田幸士教授による「医用マイクロマシンの最先端と実用化への課題 - 光で動くナノロボットから再生医療ツールまで -」、1日の13時から先端科学技術研究センターの高橋智隆特任准教授による「ロボット時代の創造」などがある。

ちなみに高橋特任准教授といえば、パナソニックの「エボルタくん」や最近だとJAXAの「KIBO ROBOT PROJECT」の「KIROBO」などのデザインで知られたロボットデザイナーとしても有名だ。

また、小学生などが参加できる1日開催の各種理科教室は、現時点ではほとんど定員に達しているが、先端科学技術研究センターの生田幸士教授の名物授業「たまご落とし」に関しては、当日申し込み。午前と午後の計2回あり、各回100人ずつ。小学1年生以上が参加可能だ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る