4月の天然ゴム生産量、前月比で39%の大幅減に…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

統計局の発表(速報値)によると、マレーシアにおける2013年4月の天然ゴム生産量は4万2,881トンとなり、前年同月比で30.1%、前月比で39.0%のそれぞれ大幅減少となった。小規模農園が全生産量の93.6%を占めた。

輸出量は6万1,342トンとなり、前年同月比で6.7%、前月比で16.8%それぞれ減少した。輸出先は、▽中国▽ドイツ▽イラン▽韓国▽フィンランド▽米国▽ブラジル▽南アフリカ--の順で多かった。

一方、輸入量は5万5,602トンとなり、前年同月比では9.2%、前月比では24.6%のそれぞれ減少となった。輸入先はタイ、ベトナムの順で多かった。
国内消費量は前年同月比1.9%、前月比5.2%それぞれ減少となる3万5,349トンとなった。同在庫は前年同月比で20.8%の増加、前月比で19.3%の減少となる14万2,069トンだった。

4月末時点でのゴム産業の労働者数は1万2,891人で、前年同月比で3.4%、前月比で1.0%それぞれ増加した。

同月のゴムの平均取引価格(1キログラム当たり)は指標となる「SMR 20」が749.09センで、前年同月比で31.9%、前月比で12.6%のそれぞれ下降となった。
また農園1ヘクタール当たりの平均収量は64.8キログラムで、前年同月比で5.8%、前月比で29.0%それぞれ減少した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る