ヒュンダイ、欧州モータースポーツ本社をドイツに開業

自動車 ビジネス 企業動向
ヒュンダイの欧州モータースポーツ部門の新本社
ヒュンダイの欧州モータースポーツ部門の新本社 全 1 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は6月14日、ドイツのアルツェナウに、欧州モータースポーツ部門の新本社を開業した。

この新本社は、主にWRC(世界ラリー選手権)への参戦をにらんで建設されたもの。ヒュンダイは2012年9月、パリモーターショー12において、WRCへの参戦を発表。その後、2013年3月、ジュネーブモーターショー13で『i20 WRC』の最新バージョンを初公開。2014年シーズンからのWRC参戦に向けて、準備を進めている。

i20 WRCは、ヒュンダイの欧州向けの主力コンパクトカー、『i20』をベースに開発されたWRCマシン。搭載エンジンは1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最新バージョンでは、初期のプロトタイプ車と比較して、エアロダイナミクス性能やシャシー、サスペンション、冷却性能などが引き上げられた。

新本社は、建屋面積が8200平方m。ドイツのアルツェナウは、ヒュンダイヨーロッパ本社やテクニカル&デザインセンターから、50kmという好立地に建設された。ヒュンダイはすでに2013年初頭から、WRC関連のスタッフを世界11か国から、50名雇用している。

ヒュンダイのTak Uk Im上級副社長兼COOは、「今日はヒュンダイにとって歴史的な1日。モータースポーツの本拠地開業を祝うだけでなく、全市販車のパフォーマンス向上も約束された」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. スズキ『スペーシア』など6740台…4月のリコール記事まとめ
  3. 30年で25台のスバル車を購入、26台目に新型『フォレスター』を選んだ英国スバリストの愛
  4. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  5. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  3. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る