【BMW 328i グランツーリスモ 試乗】ロングホイールベースでも剛性十分…諸星陽一

試乗記 輸入車
BMW 328i グランツーリスモ スポーツ
BMW 328i グランツーリスモ スポーツ 全 9 枚 拡大写真

BMW『5シリーズ』に続き、3シリーズにもグランツーリスモが追加された。試乗したのは245馬力の2リットル4気筒ツインターボを搭載する『328i グランツーリスモ』だ。

【画像全9枚】

ハッチバックボディを持つ3シリーズのグランツーリスモは、3シリーズのセダンやツーリングと比べて110mmもホイールベースが延長されている。荷物が積めて乗員がゆったりと乗れて、というグランツーリスモ(大旅行)のコンセプトに合わせた変更だ。

グランツーリスモ、つまりGTというとスポーツカー的なイメージが定着しているがじつはそれよりも余裕をもって走れる性能が求められるのが本筋。そうした意味で328i グランツーリスモはじつにいいセッティングがなされている。

245馬力というエンジン出力は日本の道路なならば十分に余裕のあるドライブが可能だ。アクセルペダルをスッと踏み込めばスッと前に行く反応のよさはもちろん、グイッと踏み込んだときのピックアップの良さもBMWらしいもの。

ともするとホイールベースの延長はボディのねじり剛性を落とし、乗り心地を悪くすることもあるのだが、そのあたりはボディを知り尽くしたBMWだけのことはあり何の心配もない。ホイールベース延長によってもたらされるゆったりとした乗り心地は3シリーズを超え5シリーズに近づいているかのようだ。

328iのステアリングはロック・トウ・ロックが2.6回転程度でバリアブルスポーツステアリングが未装着(オプションで装着可)だったが、かえってそのほうが中立付近の落ち着きがあっていい。2.6回転だって十分にクィックな設定だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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