京王電鉄バスと伊那バス、信南交通、フジエクスプレス、山梨交通、アルピコ交通は、7月1日に中央高速バス新宿~伊那飯田線の普通運賃を改定する。同時に回数券の種類を増やすなど制度の変更も実施する。
今回の普通運賃改定ではバス停をグループごとに分け、区間ごとに定められている現行運賃をグループごとの運賃に変更する。同時に大人片道の運賃額を100円単位にする。これにより運賃が簡素化され、分かりやすくなるという。
改定後の大人片道普通運賃は、新宿~飯田駅前間が現行(4200円)より100円安い4100円、中央道八王子~駒ヶ根市間が現行(3020円)より380円高い3400円で、値下げと値上げになる区間が混在している。
また、現在はバス車内で往復割引乗車券を購入できないが、それと同額になる2枚回数券をバス車内で発売する。窓口がないバス停から乗車する場合も、実質的には往復割引乗車券を利用できるようになる。
このほか、「WEB限定10枚回数券」の販売や「WEB回数券」へのバスマイルポイントの付与、スタンプを10個集めると「Sクラスシート」や「ひとりだけシート」の座席料金(1000円)が無料になるスタンプカードの配布を行う。