ホンダ、北米HV低迷は「1モーターシステムの限界」…岩村副社長

エコカー ハイブリッド
ホンダ、環境取り組み説明会のようす
ホンダ、環境取り組み説明会のようす 全 4 枚 拡大写真

ホンダの岩村哲夫副社長は、北米で販売が伸び悩んでいるハイブリッドカー(HV)について「我々の1モーターシステムのある意味限界だったという部分もある」との見方を示した。

岩村副社長は6月18日、都内にある本社で報道陣と懇談し、「アメリカでは1モーターと2モーターの違いが如実に出ている。『インサイト』や『シビック ハイブリッド』でかなり頑張ったが、やはりカタログ燃費でみると『プリウス』の方がはるかに上にいってしまう。それが我々の1モーターシステムの限界だった」と振り返った。

その一方で「3つのハイブリッドシステムがあるというのは強み。それぞれ車の大きさ、キャラクターに合わせて取捨選択できる。アメリカについても、間違いなく3つのシステムを今後活用していく」とし、新型『アコード』での巻き返しを強調した。

また北米HV市場に関しては「だいぶハイブリッドという言葉は定着してきた。あとはHVをいかにもう少し燃費を良くして、買いやすくするかがポイント。ガソリン車の価格とあまり差が無いような値段になってくれば、ハイブリッドはおそらく主流になってくる」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る