クアラルンプール新国際空港、LCCターミナルを14年5月2日にオープン

エマージング・マーケット 東南アジア
クアラルンプール新国際空港、LCCターミナルを14年5月2日にオープン
クアラルンプール新国際空港、LCCターミナルを14年5月2日にオープン 全 1 枚 拡大写真

セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の開業が工事の遅れのために延期されていたが、空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、来年5月2日にオープンすると発表した。

MAHBが発表した声明によると、建設業者のUEMコンストラクションとビナ・プリの合弁企業から来年4月30日までに完成を予定しているとの報告があったことから、5月2日のオープンを決定した。MAHBは空港の安全と質を確保しながら、工事の進捗具合を管理していく方針だ。

MAHBは17日、工事が遅延したため開業日が遅れたことからUEMコンストラクションとビナ・プリの合弁企業に対し、1日当り19万9,445.40リンギの遅延確定損害金(LAD)を課すことを発表。完成予定日が6月15日であったため、16日からが賠償の対象となる。

ビナ・プリのマシュー・ティー社長は18日、工事の遅延はMAHBによる追加工事によるものとコメント。プロジェクトが完成し引き渡す際にLADを支払うかを再検討することを明らかにした。

「KLIA2」は格安航空の需要の高まりを受け、現行の格安航空ターミナル(LCCT)に代わるものとして総工費40億リンギをかけて建設が始まった。年間取扱能力は4,500万人に達する見通しだ。元々の完成予定は2012年4月だったが、最近になって今年6月28日の開業予定に間に合わないことが明らかとなった。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  6. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  7. マツダ2よりも小さい!『VISION X-COMPACT』は次世代コンパクトクロスオーバーなのか?…ジャパンモビリティショー2025
  8. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
  9. まもなく閉幕! レクサス「6輪ミニバン」が首位…ジャパンモビリティショー2025注目記事ベスト5
  10. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る