千葉モノレール、2012年度の運輸収入は約4%増…輸送人員増加に転じる

鉄道 企業動向
2012年に導入された新型車両の0形「URBAN FLYER」。
2012年に導入された新型車両の0形「URBAN FLYER」。 全 2 枚 拡大写真

千葉モノレールを運営している千葉市の第三セクター・千葉都市モノレールは6月19日、2012年度決算を発表した。東日本大震災の影響で減少していた輸送人員は増加に転じ、前年度に比べ3.97%増の1644万人7000人となった。

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内訳は定期客が3.58%増の804万8000人、定期外客が4.34%増の839万9000人。通学定期は0.84%の微増にとどまったが、通勤定期は4.15%増と順調に推移した。定期外客はスポーツセンターでの各種競技大会が予定通り実施されたことなどが増加につながった。

また、千葉モノレールの規格が雪に強いサフェージュ式の懸垂モノレールで、冬季の降雪時に運行を維持したことも輸送人員の増加に寄与したと見られる。

この結果、運輸収入は4.22%増えて30億874万円となった。当期純利益は約19%増の4億4600万円。

《草町義和》

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