横浜新都市交通は6月21日、商号を「株式会社横浜シーサイドライン」に変更すると発表した。10月1日付で変更する。
横浜新都市交通は1983年、横浜市などが出資する第三セクターとして設立された。根岸線の新杉田駅から京浜急行電鉄(京急)金沢八景駅付近までの10.6kmを結ぶ新交通システム路線・金沢シーサイドライン(1989年開業)を運営している。
同社は設立30周年を機に「よりわかりやすく、より親しみをもっていただけますよう企業イメージを一層明確にするため」改称するとし、運営路線の名称とほぼ同じ名前に変える。社名を路線の名称や愛称に合わせる形で改称した例としては、1998年に東京臨海新交通から改称した東京都の第三セクター・ゆりかもめがある。