クライスラーとフィアット、南アに純正用品「MOPAR」導入へ

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クライスラーグループとその親会社のフィアットは6月24日、南アフリカ共和国に、「MOPAR」(モパー)ブランドを導入すると発表した。

MOPARは、クライスラーの純正用品のブランド名。クライスラーは1928年、ダッジを買収し傘下に収めるが、その翌年の1929年、純正パーツを取り扱うクライスラー・モーターパーツ・コーポレーションを設立した。同社は1937年からブランド名としてMOPARを使用。現在、MOPARブランドの純正パーツは約28万点を数え、世界90か国以上で販売されている。

MOPARの南アフリカ共和国進出は、最近では、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、日本、韓国、ロシア、中東などに続くもの。

クライスラーグループとフィアットは、南アフリカ共和国に部品の物流センターを開業。MOPARブランドのパーツをはじめ、フィアット、アルファロメオ、アバルト、ジープ、ダッジなどの部品5万点以上を取り扱う。南アフリカ共和国とその周辺国の80の拠点に供給される。

MOPARブランドのピエトロ・ゴーリエール社長兼CEOは、「パーツの供給ネットワークを強化し、各ブランドと顧客をサポートしていく」と語っている。

《森脇稔》

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