インド洋で破断したコンテナ船の現場に監視船と曳航船が到着、同型船の点検も実施…商船三井

船舶 企業動向
航行中のコンテナ船(参考画像)
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インド洋を航行中に船体が中央部で破断した商船三井が運航するコンテナ船「MOLコンフォート」の事故で、監視船1隻と曳航船3隻が6月24日に現場海域に到着した。

現場海域に26日到着見込みの1隻とあわせ、合計5隻で曳航の準備を進める。

MOLコンフォートは6月17日、インド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能となった。船体前半部と船体後半部は、それぞれ北緯15度25分/東経67度53分付近、北緯13度48分/東経64度50分付近を漂流し、東北東へ移動している。現場海域の気象海象状況は荒天が続いている。

商船三井では、今回の事故の原因調査を、建造造船所である三菱重工業と開始している。現段階で原因の特定はできていないが、商船三井が運航する同型船全6隻に対しても乗組員による点検を実施する。

また、三菱重工業、船舶検査機関である日本海事協会と共同で、安全点検も実施するのに加えて、当面の措置として船体にかかる力を出来るだけ和らげるように運航上の配慮を講じる。

《レスポンス編集部》

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