ボーイング、カナダ空軍に最初のCH‐147Fチヌーク・ヘリコプターを配送

航空 企業動向
CH‐147Fチヌーク・ヘリコプター
CH‐147Fチヌーク・ヘリコプター 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは6月27日、カナダ空軍に15機の新しいCH‐147Fチヌーク・ヘリコプターの中の最初の1機を納入した。

この航空機の特徴は、長距離飛行が可能なシステムを持つ近代化された機体とアップグレードされた電子システム、完全に統合された一般的航空電子アーキテクチャーを持つコクピット、デジタル自動飛行制御システムなどを含むほか、監視性能を改良し、赤外線対応システムを装備する。

最初のCH‐147Fはカナダ空軍の第450戦略ヘリコプター飛行中隊によって受領され、2013年内にさらに6機が追加で納入されることとなる。カナダ政府は2009年6月に、ボーイングに15機の中級から重量級の重量物吊下ヘリコプター(MHLH)の契約と、サービスにおけるサポートを与え、全ての納入は2014年6月までに完了されることが予定されている。

ボーイングはパフォーマンスをベースとした兵站業務契約の下、運営中のサポートをMHLH編隊に以後20年間提供する。同社は上記プログラムの下でのサービスを行うため、カナダのサプライヤーと6つの契約を交わした。

「カナダの産業は、すでに信じられないほどの成功を収めたパートナーシップの上に構築され、我々のMHLHのサポートにおいてカギとなる役割を果たすだろう」とボーイングのチヌーク・ロータークラフト・サポートのディレクターであるレイモンド・ハダッド氏は語った。

《河村兵衛》

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