商船三井の破断したコンテナ船、後半分がインド洋で沈没

船舶 企業動向

インド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能となっていた商船三井が運航するコンテナ船「MOLコンフォート」の後半分が沈没した。

同社によるとMOLコンフォートは、船体が2つに破断後、前と後部便に別れて、海を漂流していたが、船体後半部は、6月27日午後4時48分頃(日本時間)、北緯14度26分/東経66度26分付近の水深約4000メートルの公海で沈没した。

船体後半部には約1700本のコンテナが積載されており、船体とともに海没したものの、一部のコンテナが付近を浮遊している。

船体後半部には燃料油ほか、推定で油類約1500トンがタンク内に残っていたが、現在まで、現場海域には、多量の油の流出は確認されていないとしている。

商船三井は、船の後半分が沈没した事実をインド当局に連絡するとともに、引き続き監視船を現場にとどめ、油の流出の有無、浮遊コンテナの状況を監視している。

船体前半部は、現場に到着した支援船によって曳航されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  3. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、サーファー向け「Rip Curl Vision」提案…バギー仕様がベース
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る