エアブレーキを装着したトラックの衝突事故が2012年度2件発生したことを踏まえ、国土交通省は6月28日から、『ブレーキの「バタ踏み」は危険』と注意喚起を行っている。
2件の事故は、ブレーキペダルの踏み込み、ゆるめ操作を短時間に必要以上に繰り返す「バタ踏み」により、エアタンク内の圧力が低下し、ブレーキ力が低下したことや過積載などが原因と考えられるため、同省は大型車メーカー4社に対し注意喚起などの取り組みを行うよう要請。
要請を受けた4社は、各社のホームページに注意喚起のチラシを掲載すると同省に報告し、同省も自動車関係団体や地方運輸局に協力依頼をするとともに、同省ホームページに注意事項を掲載した。