【グッドウッド13】新型スピードスター、VUHL 05… 軽量ボディに285psターボ

自動車 ニューモデル 新型車
VUHLオートモーティブのVUHL05
VUHLオートモーティブのVUHL05 全 7 枚 拡大写真

メキシコに本拠を置くVUHLオートモーティブが、英国で7月11日に開幕する「グッドウッドフェスティバルオブスピード2013」で初公開する新型スポーツカー、VUHL『05』。7月3日、同車の詳細が明らかになった。

VUHLオートモーティブは、メキシコ人のEcheverria兄弟が代表を務める自動車のデザイン会社。VUHL 05は、同社が設計を担当し、軽量なスポーツカーをコンセプトに掲げて開発された。

VUHL 05は、グローバル規模で開発が行われたのが特徴。ハンドリング面の開発テストは英国で行い、タイヤなど足回りの開発には、フランスのタイヤ大手、ミシュランが参画。車体はカナダで生産され、車両の最終組み立てはメキシコで行う。また、メキシコ政府も、VUHLオートモーティブをバックアップ。サプライヤーには、米国の自動車大手、フォードモーターも名を連ねる。

7月3日、英国ロンドンのロイヤルオートモーティブクラブにおいて、VUHL 05の詳細を発表。2シーターのスピードスターボディを持つスパルタンなスポーツカーが披露された。

ボディサイズは全長3718×全幅1876×全高1120mm、ホイールベース2300mm。アルミモノコックのシャシーに、強化樹脂製ボディ(カーボンファイバー製ボディはオプション)を組み合わせる手法で、軽量化を追求。車両重量は725kgに抑えられる。

フロントノーズの下には、フォード製の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、「エコブースト」を搭載。最大出力は285ps、最大トルクは42.8kgmを引き出す。0‐100km/h加速は3.7秒、最高速は245km/h。すでに受注を開始しており、納車は2014年春を予定。英国でのベース価格は、5万5000ポンド(約830万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る