【NASCARスプリントカップ 第18戦】ジョンソン、コーク・ゼロ400の勝利でデイトナを制覇

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ジミー・ジョンソン
ジミー・ジョンソン 全 6 枚 拡大写真

デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたNASCARコーク・ゼロ400で、ジミー・ジョンソンが荒れたレースを制した。

最終ラップで2度の大きな多重衝突を起こし、荒れに荒れたレースで、ジョンソンは2位のトニー・スチュアートを抑えてトップでフィニッシュ。そしてジョンソンがチェッカーを受けた瞬間、後方ではこのラップで2度目の多重衝突が起こり、その前方で衝突を免れたケビン・ハーヴィックが3位となり、クリント・ボウヤーとマイケル・ワルトリップが4位・5位と続いた。

この勝利はジョンソンにとって今季4度目のもので、彼のキャリアでは64回目のものとなる。彼は現在、シリーズ8レースを残して、2位のボウヤーと49ポイント差をつけている。

「例えるなら、ビクトリー・レーンでの白い稲妻だったね。プレート・トラックを専有するのはタフだった。特にルールがこれ程タイトな場合はね。僕はレース序盤に自分の強さを見せることができた。そして多くの人々が僕と一緒に働いて、このシチュエーションを抜ける助けをしてくれた。僕は今夜どんな悪い動きもしなかったので、とても誇りに思っているよ」と勝利したジョンソンは語った。

第149ラップでダニー・ハムリンがフロント・ストレッチのウォールにノーズをヒットし、ジェフ・ゴードン、マット・ケンゼス、A.J.アルメンディンガー、デイブ・ブラニー、デビッド・レウティマンを巻き込む多重衝突を起こした。

そしてレースがリスタートとなった第154ラップでは、3番手を走っていたアンブロスがジョンソンの車に接触して跳ね返り、ケーシー・ケーンを巻き込んでバック・ストレッチの内側にクラッシュするという6度目のコーションを起こした。そしてこのコーションによってレースは160ラップまで、1ラップを残すだけとなり、ジョンソンはトップのポジションを保ったままゴールした。

ジョンソンがフィニッシュラインを越えた後にも大事故は起こり、ダニカ・パトリックがコース中央で横向きにスライドして激しい多重衝突を起こし、何台かの車は事故に巻き込まれた状態のままフィニッシュラインを越えることとなった。

コーク・ゼロ400の結果

1. ジミー・ジョンソン(シボレー)
2. トニー・スチュアート(シボレー)
3. ケビン・ハーヴィック(シボレー)
4. クリント・ボウヤー(トヨタ)
5. マイケル・ウォルトリップ(トヨタ)
6. カート・ブッシュ(シボレー)
7. ジミー・マクマーレイ(シボレー)
8. デール・アーンハート・Jr(フォード)
9. ケーシー・メアーズ(フォード)
10. ライアン・ニューマン(シボレー)
11. リッキー・ステンハウス・Jr(フォード)
12. カイル・ブッシュ(トヨタ)
13. J.J.イエレイ(シボレー)
14. ダニカ・パトリック(シボレー)
15. デビッド・ギリランド(フォード)
16. ジェフ・バートン(シボレー)
17. グレッグ・ビッフル(フォード)
18. トラビス・クヴァピル(トヨタ)
19. テリー・ラボンテ(フォード)
20. トレボア・ベイン(フォード)
21. ブラッド・ケセロウスキー(フォード)
22. デビッド・レーガン(フォード)
23. ボビー・ラボンテ(トヨタ)
24. ランドン・カシル(シボレー)
25. ジョシュ・ワイズ(フォード)
26. マルコス・アンブロス(フォード)
27. ジョー・ネメチェク(トヨタ)
28. スコット・スピード(フォード)
29. カール・エドワーズ(フォード)
30. デビッド・レウティマン(トヨタ)




《河村兵衛》

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