6月の三菱自動車の中国新車販売、41%の大幅増…4か月連続プラス

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三菱・パジェロ(V73)
三菱・パジェロ(V73) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は7月5日、中国における6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は5427台。前年同月比は41%の大幅増で、4か月連続で前年実績を上回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。三菱自動車の中国新車販売も、その影響を受け、2012年9月は前年同月比63%減、10月は75%減となるなど、大きく落ち込んだ。

しかし、2013年3月、三菱自動車の中国新車販売は回復。以降、4か月連続で前年実績を上回る好調さが続く。

三菱自動車は2011年6月、中国の広州汽車集団(GAC)と合弁会社を設立。2012年10月には、三菱自動車、三菱商事、広州汽車の3社合弁に発展し、中国湖南省長沙市に新合弁会社の広汽三菱汽車を設立した。

現地ではSUVを主力車種に位置付け、『パジェロ』、『パジェロスポーツ』(日本未発売)、『アウトランダー』、『ASX』(日本名:『RVR』)を次々と投入。SUVのラインナップ拡大が、三菱自動車が中国での新車販売が好調な主な要因。

三菱自動車の2013年上半期(1‐6月)の中国新車販売台数は2万8918台。前年実績に対して、18.3%増と伸びている。

《森脇稔》

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