上半期のベントレー世界販売、9%増…中国は23%減
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市場別実績では、最大市場の米国が、前年同期比12%増の1282台と好調。一方、第二位の中国は817台にとどまり、前年同期比23%減と、減速傾向が続く。ベントレーによると、モデルチェンジした主力車の『フライングスパー』が、2013年半ばからの販売になる影響だという。
また、三位は地元英国で、前年同期比25%増の698台と大きく増加。英国を除いた欧州全体でも、信用不安にもかかわらず、前年同期比22%増の740台と伸びた。中東は28%増の394台。日本は28%増の96台を登録した。ロシアは4%増の110台。
ベントレーのケビン・ローズ営業&マーケティング担当取締役は、「上半期の成長は『コンチネンタルGTスピード』などの新型車投入によるもの。2013年通年にも期待できる」と述べている。
《森脇稔》