メルセデスMクラス 新型、フランシスコ新ローマ教皇に引き渡し…パレード用公用車

自動車 ビジネス 企業動向
フランシスコ新ローマ教皇にキーを手渡すダイムラーのディーター・ツェッチェ会長
フランシスコ新ローマ教皇にキーを手渡すダイムラーのディーター・ツェッチェ会長 全 2 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月3日、フランシスコ新ローマ教皇の公用車として、特別に製作した新型メルセデスベンツ『Mクラス』を引き渡したと発表した。

ローマ教皇とメルセデスベンツの関係は深い。ローマ教皇がパレードで使用する謁見用車両、通称「ポープモービル」を、メルセデスベンツは80年以上に渡って製造してきた歴史がある。2002年からローマ教皇は、初代Mクラスをポープモービルとして利用してきた。

しかし、老朽化が進んだため2012年12月、当時のローマ教皇、ベネディクト16世に、メルセデスベンツは最新のMクラスを納車。ところが、ベネディクト16世は2013年2月、ローマ教皇を退位。今回、2013年3月に就任したフランシスコ新ローマ教皇の公用車として、メルセデスベンツは再びMクラスを納車した。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は7月2日、バチカンを訪問。フランシスコ新ローマ教皇に、Mクラスのキーを手渡した。7月末、フランシスコ新ローマ教皇はブラジルを公式訪問することになっており、その際のパレードに、このMクラスを使用する。

ローマ教皇の公用車のMクラスは、市販モデルとは異なる専用車。車体の後部に、巨大なガラスのボックスを載せたようなデザインで、この部分にローマ教皇が座る。パレードの際、沿道から見えやすくするための配慮。もちろん、ガラスは強固な防弾仕様となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る