ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月19日、ディーター・ツェッチェ会長が、ダイムラーの自社株を取得したと発表した。
ディーター・ツェッチェ会長が購入したのは、ダイムラーの2万2000株。ツェッチェ会長は、ダイムラーにおよそ114万6000万ユーロ(約1億5000万円)を投資する形で、ダイムラーの株式を取得している。
なお、今回の株式取得は、ストックオプションを行使する形で実現したもの。
ダイムラーの広報担当責任者、Jorg Howe氏は、「ディーター・ツェッチェ会長は、ダイムラーの成長が持続すると確信し、株式を購入した。これは、他の全ての株主へのシグナルでもある」とコメント。
ディーター・ツェッチェ会長は1998年12月、ダイムラーの取締役に就任。2006年1月、会長に昇格した。2013年2月には、任期を3年延長し、2016年12月末まで会長職を務めることが決定している。